VOICEROID創掘祭・最終競技導入動画台本

※本台本は動画作成時の台本をそのまま掲載しているため、実際の動画とは異なる部分がございます。ご了承ください。

原案:ロックショウ・taka
台本作成:えちから
動画制作:echikara.net

N:水奈瀬コウ・音街ウナ(交互に)
月の神の声:結月ゆかり
星の神の声:声持たざる神→エピローグ付けるときには紲星あかりで

0.創掘祭ロゴ
(ガガさん素材)

1.屋敷正面
屋敷正面、閉ざされた門。その周辺に待機する競技者たち(Citizens使って配置)

N「さて最終競技の屋敷探索が始まる前に、この島の伝説はご存知でしょうか。ヒントのために少しばかりお時間をいただき、この伝説を紐解かせてください」

2.島俯瞰
N「このうさぎの形をした島には、この島におわす神々から賜った3つの鐘があるといわれています。この3つの鐘は古くから島の信仰対象とされ、屋敷の正面庭園に2つ、屋敷の裏庭に1つ設置され、管理されてきました」

3.祭壇
N「皆様は海からこの島へとやってきましたが、この島にはもうひとつ、入り口があるのです。それが祭壇にまつられるゲート。神々はこの浮遊島への門を通じ島に出入りしている、といわれています」

4.神社(できれば浮遊島がちらっと映るような感じに)
N「浮遊島には2柱の神が住んでいるといわれています。それが月の神と星の神。それぞれの神は時折喧嘩しつつも、長年島を見守ってきました」

5.裏庭の鐘
N「その浮遊島の門が開いたこと、つまりは神々の到着を知らせるため、鐘は神々から島へ贈られその役割を果たして来ました。しかし強力に結びつけられた因果はいつしか逆転するようになり、鐘が鳴らされることで浮遊島への門が開く、といわれています」

6.正面、鐘を失った土台(随時、カット挟む)
N「浮遊島の力を利用しようとするものによって、正面の庭にあった2つの鐘は持ち出されました。1つは(ずん子を映す)ずんだを全世界に広げようとした者によって船に乗せられた、もう1つは(あかりを映す)自分を偶像化しようとした者によって教会に利用された、ともいわれていますが、持ち出した者の所在がわからなくなっており詳しいことはわかっていません。一説には神々の怒りに触れ、船が沈没した、封印されたとのこと。この裏切りにより星の神は声を失った、もしくは自らの心を封印したともいわれ、島への託宣は月の神のみが現れるようになったとされています。そのため月の神の影響が強い結月一族が勢力を増す結果となりました(できればさまざまなゆかりさんの姿をCitizens使って出したい)」

7.祭壇
N「三位一体であった鐘はいつしか力を弱め、裏庭の鐘は3分の1ほどの力しか持っていないといわれています。逆にいえば、3つの鐘をすべて鳴らすことができれば、浮遊島への道が開かれるでしょう。そして浮遊島には、月の神と星の神が用意した宝が眠っている、とも。その宝をVOICEROIDたちが得ることで、心を封じた星の神も姿を現すようになるかもしれない、そう信じられています」

8.屋敷正面
N「この探索競技はこの島の管理者が住んでいた屋敷内と島の神話が関わる裏庭という、2つのエリアに大きく分けられます。裏庭を探索する際はこの神話も参考にしてみてはいかがでしょうか」
N「神話の要点をかいつまんだだけですが、参考にしていただけるとありがたいです」

(参考)taka原案(ロックショウによる裏設定案含む)

とある所に、神々のリゾート地がありました。

そこの管理は毎年神々の中から、くじ引きで候補者二人を決め、くじで決めたルールで競わせて勝者が管理する事になっていました

(敗者は、勝者の仕事を請け負う)

 

今年は、「月の神」と「星の神」が候補者になり、ルールは「1チーム8人のボイスロイドチームを作り、島の遊具で競わせる」となりました

 

月の神は「キャラを限定してもいいのですか?なら、結月ゆかりでチームを作ります」

 

星の神は「私はキャラを限定しません。けど、見分けの為に結月ゆかり以外でチームを作ります」

 

こうして、神々の遊戯に巻き込まれたボイスロイドたちは、月組(黒)星組(白)に別れ、競い会うのでした

 

(以上、ロックショウさんの案より引用)

(以降、自分による補足)

3つの鐘伝説

1つは庭園に 1つは離島に 1つは廃船に

すべてを鳴らすと神々の住む浮遊島にいける。

これがうさぎ島に伝わる伝承であるが、実際は違うようだ。

うさぎ島には人間のために作られた港があるが、神様はそれを使わずに浮遊島という箱舟で行き来する。入港や出港のたびに3つの鐘がなり、やってきた休息に喜ぶ者、来てしまった休日の終わりに絶望する者、様々な感情が乗り降りした結果鐘自体に感情を操る魔力が宿った。

そのことは神たちも気づいており、悪用しようとした者も現れた。

一人はずんだ餅を信仰する宗教を広めようと現世に持ち逃げする者。

一人はVOICEROIDデビューするにあたって、離島を拠点にファンを確保(洗脳)しようと鐘を悪用する者。

どちらも天誅が下ることになったが、元の場所には戻っていない。

戻っていないのは鐘の意思なのか、管理者が年々変わるからか、休みを長くしようとする神様の陰謀なのかは定かではない。

ただ、これによって神々の交通手段が断たれたのは事実だろう。

現在、裏庭には無事に残っている1つの鐘が人間が手入れしていて、残りの2つは未だに元の場所に戻らずに存在するらしい。

もし3つの鐘を鳴らすことが出来れば、人間でも浮遊島に乗ることができる上、お礼として至高のお宝をもらえるかもしれない。

気になる方は調査してみてはいかがだろうか。